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将来の夢♪ 「パリ」に住む



ずっと、思い続けていて、いつか実現させたいと思っている夢がある。

それは、「パリに住む事」。

期間は一年半。

夫の仕事でカナダに一年半住んだ直後からずっとこの夢を持っている。

パリほどおしゃれで芸術と文化の香り高き街はない。

日本が世界に誇る古都「京都」に住んでいますもの、「街」を観る目はあるつもり。

パリは建物の一つ一つが芸術品であり、街全体の中にそれらが溶け込む調和があり、石畳はそれらを損ねないように、美しい曲線で人々を練り歩かせる。カフェに集う人々の会話の音の絶妙さや、どこからともなく聞こえてくる美しい音楽の調べ。男性達が洗練されたファッションに身を包んだマドモアゼルに送る熱い視線。口角のキュッと上がった女性達のコケティッシュな微笑み。どれもこれも素敵だ。大人の街は、子供たちに主役を譲る事は決してなく、子供たちは魅力的な大人になるべく精進する。そんなパリで暮らしてみたい。

おそらくは、セーヌ川沿いの安アパートを借りることになるだろう。早朝パン屋で焼き立てのバゲットを買い、挽きたてのコーヒーを点てる。午前中は、日本では着て外出できないようなカラフルな洋服で街を歩く。美術館や古美術商に立ち寄り、ランチはパティオで。午後は昼寝のあとセーヌ川を散歩しながら市場で新鮮な食材を買い込みシチュウを作る。夜は、シャンソンを聞きながらワインを楽しむ。きっと一年半の生活でお肌がつるつるになる事だろう。何も複雑である必要など無く、淡々と暮らすのである。そんな中でふんわりとパリを感じて過ごしてみたい。

何故一年半にこだわるかというと、「柵(しがらみ)」に煩わされない丁度いい期間だからである。
海外生活の良さは、その「解放感」にある。これ以上根ざすと、人間関係も複雑になってくるし、責任感や義務感が芽生えだす。生活の垢がつく手前がこの一年半だと思うのだ。故郷で無い土地は、美しい想い出だけに脚色されて良いと思うのだ。以前パリで暮らした知人は、ぬか漬けが恋しくなり、フランスパンにキュウリを突っ込んで発酵させたらそれにとても近い味になったそうで、そうやって味覚のホームシックを凌いだそうだが、日本が恋しくなる前に、あるいは滞在国が名残惜しいうちに帰国するのが、外国暮らしを謳歌するコツだ。

ジムで知り合ったご婦人は、それは素晴らしく美しい方で、ダンスもお上手なら、お顔もお体も端正で、フランス語と英語に通じていらっしゃる。湯気立つジャグジーバスでお話しする素敵な機会を頂いた。彼女は、毎年夫君と10日間パリに滞在されるのだそうだ。これ、極上の過ごし方だと思う。旅行ではなく、アパートメントを借りて短期間滞在するというのは、その国の文化を吸収するには最高なのだ。しかも、それを毎年繰り返すというのが実によい。異国情緒漂う美しい人はそうやって自らを磨いておられるのだなとため息が出た。
by kaori40712007 | 2012-03-20 20:54 | 文化・娯楽 | Comments(0)
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楽しい日々♪


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