井手町「地蔵院」のしだれ桜♪
京都府南部、井手町「地蔵院」の桜に今年も会いに来ましたよ。昨日の大雨の後ですから、蕾が一気に膨らむに違いありません。思いたって、入学式前日の娘と、急遽お出かけです。
今から287年前、京都「円山公園」のしだれ桜を枝分けした、といわれる地蔵院の桜、ここ数日が満開です。
地元のお婆さんに伺ったところ、子どもの頃はもっともっと大きく沢山の花を纏っていたそうですが、樹医さんに聴診器をあててもらったところ、少し病気もあって数年前枝を大きくカットされてしまったようです。
「病気なんかじゃないわ、更年期だっただけで、もう大丈夫よ♪ 自慢の枝を切らないでほしかったわ。」
私には風にそよぐ桜がそういったように聞こえたのですがね(笑)。
ここ、地蔵院は拝観料も駐車料金もとらない開放的なお寺です。
人々が春の優しい風に抱かれて、微笑んで挨拶を交わしてくれる町です。
毎年さくらと対峙して思うのは、この花のように、咲く時には狂おしいほどに激しく咲き、散り際心得、潔く去っ
ていけるようでありたいなと。
・・・そして、待ってくれている人の為には、うんと力を貯め込み、更に美しく再び咲けるような、そんな女でありたいなと。
(昨年は4月4日に訪れ、毎日写真撮影にお越しのジェントルマンから、三日前が満開と聞きました。今年も開花は同じような感じです。満開をご希望の方はお急ぎください。山を下りてすぐの「玉水川堤」は五分咲きでした。今週末が見頃かも。)
by kaori40712007
| 2014-03-31 19:35
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