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Hallelujah♪


(2:05から歌い始めるKurt Nilsenの歌声をことのほか好きだわ♪)

クリスチャンではないけれども、小学生のころから教会で聖書を学び、中高一貫教育の学校で、毎朝礼拝を受けて来たので、聖書の教えが、思考の中心にあるように思える。

聖書に登場する人々は、それは活き活きと描かれている。聖書が、もし、人間はこうあるべきだという正当な教えで埋め尽くされているだけだったら、こんなに長いこと読み語られなかったかもしれない。人々は、とても愚かで弱くて我儘で傲慢である。読み手は、登場人物の情けなさに自分の中にあるドロドロした物、自己嫌悪している部分を重ね合わせ、「ああ、自分だけではないんだ。」と、少し安心したり、「俺はここまで悪くは無いぞ。」と、密かな優越感に耽ったりする。

それと同時に、日常の忙しさに忘れていた内省を強いられることとなる。多かれ少なかれ煩悩まみれの人間たちを、キリストは、平等に愛し、許し、癒し、罪人たちの罪を一人でひっかぶって十字架に架かる。キリストとまではいわなくても、実に多くの人に、自分は許してもらったり癒してもらいしながらここまで来たと感謝することになる。自分も少しでもキリストの教えや行動に肖りたいものだと、謙虚な心持になっていくものだ。そうして、少しずつ柔らかく強くなっていくハートの成長と共に、人は生きる喜びを見いだせるのかもしれない。

この過程は、ことのほか気持ちがいいものであるし、出来ればハートの柔らかい子どものうちに折に触れ学んで良いことだと思う。友人関係でも家庭生活でも、仕事でも恋でも、自分の身をどのように呈することが出来るか、無意識にアンテナを張れる様になる強さを与えてくれるのが宗教だと思っている。

仏教でも儒教でも神道でも、結局は、自分独りの存在などとるに足りないものだけれども、天から与えられた命「天命」をいかに世に尽くすかによって、その価値は、ぐうっと上がるのだという事を教えている。傲慢になることなく謙虚に物事を受け止め、周りのために自分を光輝かせる事が出来れば幸せなのだと、どの経典も揃って諭している。

そして、感謝と喜びの心を持って、微笑んでいればよいのだと、安心させてくれる。
by kaori40712007 | 2013-04-27 18:15 | 哲学・生き方 | Comments(0)
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楽しい日々♪


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