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職場体験♪

高2の娘は、好奇心旺盛で、部活動はじめ、いろんなことに夢中になるため、時には落第しそうになったりする。多感な時期だからまあそれも良しとしよう。「もっと勉強しろ!」と言うのは簡単だけれど、何故勉強するのかを知る方が大切だろうし、そうしようとすれば、いろんなことをやってみない事にはわからないのだろうから、何をやっていても放任している。子育てと言うのは誠に「黙って見守り待つ。」事の連続の様だ。それよりなにより、お行儀のよい親の子がお行儀が良いように、わたくしが良くお勉強していれば娘たちもするのだろうな。

「学生時代に、もっと勉強しとけば良かった。」と言う人はいるけど、「あんなに勉強しなければよかった。」と言う方にはお目にかかったことが無い。若いうちにたくさん勉強する事は、これから社会に出て闘うときに、強力な武器を持って挑めるようなものでもある。だから出来るだけ若いうちに、勉強しておいた方が無難なんだろうが、勉強の醍醐味は、自分に課されたこの世の使命や役割を知ってから味わうものかもしれない。

周りにはとても素敵な人生の成功者達がいて、そんな人たちにお願いして、娘に職場体験をさせていただくことがある。大学進学に向けて将来の仕事を真剣に考えるようになってきたからだ。成功している人にはいくつかの共通点があるので、実際に会うことで、娘にはその空気を吸いとって欲しい。

この不景気に、年に何度も夫君と海外旅行をしているジム友達。いろんな国の言語をエアロバイクを楽しみながら勉強している彼女、世の中の動向にも敏感で、いわゆる感度が良く、一緒にいてとても楽しい。彼女の口からマイナスの言葉を聞いた事はなく、いつも前向きで、ユーモアたっぷりだ。彼女にかかれば、不幸な出来事も皆笑い話に変わるほどの明るさだ。実年齢より一回りは若く見えるので、当初年下の女性だと思っていた、魅力的な人生の先輩。娘には女性としての幸せもある事を十二分に知っておいて欲しい。母以外の大人の女性を出来るだけひき合わせたい。

とにかく旦那様に愛されていて、彼女の思い通りにご家庭が運営されている感じ。旦那さまはの医療器具の製造会社をご自分で立ち上げ、独学でその道を歩いてこられた方。面白いように受注が入り、仕事は忙しいがやりがいがあるとの事。
50歳を超えて国立大学でご自分の専門分野を勉強されているお姿に感銘を受ける。


娘は、理系に進学するつもりでいる。自らの指先の器用さに自信があるため、どんなに科学が発達しても、人間の手仕事が必要な設計やデザイン分野に身を呈したいと願っており、まさに旦那さまのお仕事がそれで、お時間を割いて頂き職場体験をさせていただくようお願いしてみた。

成功者は、何でも話が早い。お願いして即「いらっしゃい!」と、快くお招きいただいた。住宅街の一角にある研究所には後継ぎのご子息も含む若い社員が設計机に坐し、黙々と作業をしておられた。豊かなふんわりヘアに、品の良い洋服に身を包み、とろけるような笑顔の彼女に、娘はすっかり魅了されたようだ。「旦那さんに大切にされている女性って感じ。」ですと。センスよく整理整頓され、美しい社内を旦那さまは気持ちよく案内してくださり、恐縮しているこちらの気持ちをやわらげて下さる。十人ほどの若い社員さん達が、器具の製造過程や説明を娘に丁寧に教えて下さる。

最先端の機器を導入されており、思い切った先行投資が、技術の進歩や収益に繋がる事を旦那様から教えていただく。そして、この分野で女性が大いに活躍されている仕事内容の説明を受ける娘。どうしてこの仕事に就こうと思ったのですか?との質問に笑顔で答えて下さる。

「30年前、ちょうど、お嬢さんの年頃に『まだ、誰もやっていない事をやろう!』と強く思ったから。」

先見の明があるということ、高齢者や身体障害者の生活向上に貢献したいと思ったこと、自分の適性を把握できていたため自信を持って仕事が出来るということ。そして何より家族ととても仲がいいということ。

成功者の秘訣を目の当たりにした娘、素敵なご夫妻にホンワカした気持ちで帰宅し、物想いに耽っていた。
by kaori40712007 | 2012-04-03 16:52 | 育児・教育 | Comments(0)
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楽しい日々♪


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